「キャリアコンサルタントの資格を取りたいけれど、養成講習の受講料が気になる」
「教育訓練給付金を調べてみたら、自分は対象外になりそう……」
そんな大阪府民の方が確認しておきたいのが、大阪府スキルアップ支援金です。
大阪府スキルアップ支援金は、国の教育訓練給付制度の対象にならない方などを対象に、指定された教育訓練の受講費用の一部を支援する大阪府の制度です。
2026年度の第四期制度では、キャリアコンサルタント養成講習のような「運輸・建設・デジタル以外」の対象講座について、対象経費の2分の1、上限20万円が支援されます。
地域連携プラットフォームでも、大阪府スキルアップ支援金を利用した場合のキャリアコンサルタント養成講習の費用例が案内されています。
たとえばオンラインコースの受講料297,000円の場合、2分の1にあたる148,500円が支給されたとすると、支給後の実質負担額は148,500円という計算になります。
ただし、ここで気をつけたいのが、「大阪府民なら148,500円で申し込める」という意味ではないことです。
大阪府の制度は、スクール側が受講料を半額にする「50%OFF」のキャンペーンではありません。
基本的には、
講座へ申し込む
↓
受講料を支払う
↓
大阪府スキルアップ支援金の事前登録をする
↓
講座を受講・修了する
↓
大阪府へ支援金を申請する
↓
審査を経て支援金が支給される
という流れです。

さらに、大阪府スキルアップ支援金は大阪府民なら誰でも使えるわけではありません。
教育訓練給付制度の対象外であることや、指定された教育訓練を受講すること、OSAKAしごとフィールドへの登録など、いくつかの条件があります。
そのため、
「半額になるなら申し込もう」
ではなく、
「自分は対象になりそうか」「希望するコースの日程は制度の条件に合っているか」を確認してから申し込む
という順番で考えることが大切です。
この記事では、大阪府スキルアップ支援金を使って地域連携プラットフォームのキャリアコンサルタント養成講習を検討している方に向けて、
- いくら支援されるのか
- 自分は対象になりそうか
- どんな場合は対象外になるのか
- どのタイミングで申し込むのか
- いつ大阪府へ手続きするのか
- 教育訓練給付金とは何が違うのか
を順番に整理していきます。
制度を使えるか迷っている方も、まずは自分に当てはめながら確認してみてください。
※申込ページの備考欄に【紹介者:キャリコンガイド事務局】と記載していただきますと地域連携プラットフォーム様よりamazonギフト券10,000円分が進呈されます。大阪府スキルアップ支援金ならキャリアコンサルタント養成講習の費用を抑えられる可能性がある
大阪府スキルアップ支援金は、物価高騰の影響を受けながら求職活動や能力開発に取り組む人を支援するため、大阪府が実施している制度です。
2026年度の第四期では、国の教育訓練給付制度の対象外となる大阪府民などが、対象となる指定教育訓練を受講した場合に支援金を受けられる仕組みになっています。
キャリアコンサルタント養成講習のような「運輸・建設・デジタル以外」の講座については、補助率は対象経費の2分の1、上限20万円です。
「教育訓練給付金が使えないなら、養成講習は全額自己負担しかないのかな」
と考えていた方にとっては、確認しておきたい制度のひとつです。
大阪府は、教育訓練給付制度に該当しない人の例として、
- 今まで雇用保険に加入したことがない人
- 離職して1年以上経過している人
- 雇用保険の加入期間が1年未満の人
などを挙げています。
ただし、これらはあくまで例です。
このどれかに当てはまれば自動的に大阪府スキルアップ支援金の対象になる、という意味ではありません。
大阪府も、ほかにも支給要件があるため募集要項を確認するよう案内しています。
個人的には、この制度は「大阪府民ならお得に資格が取れる制度」と見るよりも、国の教育訓練給付制度から外れてしまった方にも、もうひとつ確認できる選択肢がある制度と考えると分かりやすいです。
まずは自分がどちらの制度を確認する立場なのかを整理してみましょう。
地域連携プラットフォームの講座ならいくら支援される?
大阪府スキルアップ支援金を調べている方にとって、やはり気になるのは、
「実際にいくらくらい負担が減るの?」
というところですよね。
地域連携プラットフォームでは、キャリアコンサルタント養成講習のオンラインコースについて、大阪府スキルアップ支援金を利用した場合のシミュレーションを案内しています。
オンラインコースの学費合計は297,000円(税込)として掲載されています。
オンライン講座297,000円なら支援額の目安は148,500円
受講料297,000円の2分の1を計算すると、
148,500円
です。
そのため、補助対象経費が297,000円となり、その2分の1が支給されたケースなら、次のようなイメージになります。

受講料だけを見ると、支援前後で負担感はかなり変わります。
「30万円近い受講料は少し迷うけれど、条件に合うなら検討したい」という方にとっては、資格取得を考えやすくなる材料のひとつでしょう。
ただし、何度もお伝えしますが、148,500円で講座を購入できるわけではありません。
一度297,000円を支払い、その後、制度の条件を満たして支援金が148,500円支給された場合に、結果として実質負担が148,500円になる、という計算例です。
ここを勘違いしないようにしておきたいですね。
そのため、支援額だけでコースを選ぶのではなく、
- 受講スタイル
- 受講料
- 開講日
- 修了日
- 大阪府スキルアップ支援金の対象として確認できるか
を一緒に見ておくのがおすすめです。
特に大阪府スキルアップ支援金を利用する場合は、修了日まで確認しておきましょう。
2026年度の第四期制度では、対象となる指定教育訓練は、原則として2026年4月1日以降に開講し、2027年2月28日までに修了する講座です。
「開講日は期間内だから大丈夫」と思っていても、修了日が条件から外れてしまっては困ります。
申込み前に、開講日と修了日はセットで確認しておくと安心です。
※申込ページの備考欄に【紹介者:キャリコンガイド事務局】と記載していただきますと地域連携プラットフォーム様よりamazonギフト券10,000円分が進呈されます。受講料が最初から50%OFFになる制度ではない
大阪府スキルアップ支援金について、いちばん誤解しやすいのがこの部分です。
大阪府公式が案内している2026年度の手続きの流れでは、まず教育訓練施設へ受講を申し込み、受講料などを支払います。
その後、大阪府スキルアップ支援金の事前登録を行い、講座を受講・修了してから支援金を申請します。
つまり、
297,000円 − 148,500円 = 申込み時の支払額148,500円
ではありません。
申込み時には、いったん受講料を支払う前提で考えておく必要があります。
「支援金が入る予定だから大丈夫」と考えるだけでなく、最初の受講料をどう用意するかまで含めて検討しておくと、申込み後に慌てにくいでしょう。
私は対象?大阪府スキルアップ支援金の対象条件をチェック
次に、「自分は利用できそう?」という部分を確認していきましょう。
まずは、2026年度の主な条件をチェックしてみてください。

ここで気をつけたいのは、
「大阪府に住んでいる」
+
「教育訓練給付金が使えない」
だけで対象が確定するわけではないことです。
希望する講座が対象となる指定教育訓練なのか、対象期間内に修了するのか、必要な登録をしているかなども確認する必要があります。
ですので、このチェックリストは、
「全部当てはまるから絶対もらえる」
と判断するためではなく、
「自分は制度の対象候補になりそうか」
を見るために使うのがおすすめです。
最終的な対象可否については、大阪府の最新募集要項で確認してください。
※申込ページの備考欄に【紹介者:キャリコンガイド事務局】と記載していただきますと地域連携プラットフォーム様よりamazonギフト券10,000円分が進呈されます。「教育訓練給付制度の対象外」ってどういう人?
大阪府スキルアップ支援金を調べていると、必ずといっていいほど出てくるのが、
「教育訓練給付制度の対象外となる方」
という条件です。
ここが少し分かりにくいですよね。
教育訓練給付制度は、雇用保険制度の一環として、働く人の主体的な能力開発やキャリア形成を支援する国の制度です。
専門実践教育訓練の場合、一定の受給要件を満たす人が対象となる指定講座を受講すると、教育訓練経費の50%を基本として、資格取得や就職、賃金上昇など一定の条件を満たすことで追加給付が行われる仕組みがあります。
一方、大阪府スキルアップ支援金は、その国の教育訓練給付制度の対象にならない人などを支援する制度です。
雇用保険に加入したことがない人
大阪府が対象となる可能性のある例として挙げているのが、これまで雇用保険に加入したことがない方です。
働いた経験があっても、働き方などによって雇用保険の加入歴がない方もいます。
その場合、国の教育訓練給付制度が使えないからといって、すぐに「支援制度は何もない」と考えず、大阪府スキルアップ支援金の条件も確認してみるとよいでしょう。
雇用保険の加入期間が短い人
大阪府は、雇用保険の加入期間が1年未満の人も例として挙げています。
就職してまだ期間が短く、
「キャリアコンサルタントを取りたいけれど、教育訓練給付金の条件を満たしていない」
という方もいるかもしれません。
そうした場合も、大阪府スキルアップ支援金を確認する余地があります。
離職後の期間などで教育訓練給付制度を利用できない人
離職から1年以上経過している方も、大阪府が対象候補の例として案内しています。
ただし、教育訓練給付制度の受給資格は、これまでの雇用保険加入歴や過去の給付利用状況などによって個別に変わります。
「自分は対象外のはず」と自己判断するより、まず教育訓練給付制度の受給要件を確認したうえで、大阪府スキルアップ支援金を見るほうが分かりやすいです。
教育訓練給付制度を利用できる可能性がありそうな方は、別記事の「地域連携プラットフォームの教育訓練給付金」も参考にしてください。
求職中の人は追加条件も確認しておこう
求職中の方は、もう少し注意が必要です。
2026年度の第四期大阪府スキルアップ支援金では、求職者について追加条件が設けられています。
大阪府が公表している主な要件には、
- OSAKAしごとフィールドへ登録していること
- 支援金ホームページに掲載されている資格やスキルを活かせる求人を閲覧すること
- 正規雇用で就業することを目的としていること
- 指定教育訓練の受講開始日時点で、1年以上継続して求職・転職活動をしていること
などがあります。
つまり、求職者の場合は、
「大阪府民」
+
「教育訓練給付制度対象外」
という2つだけで判断するのは早いです。
たとえば、
「最近退職して、これから初めて転職活動を始める」
というケースと、
「以前から継続して転職活動をしている」
というケースでは、条件への当てはまり方が変わる可能性があります。
このあたりはブログだけで個別判断するのが難しい部分でもあります。
少しでも「自分の場合はどうなんだろう?」と迷ったら、講座への申込みだけ先に進めるのではなく、大阪府の最新募集要項や問い合わせ先も確認しておくと安心です。
こんな場合は支援対象にならない可能性がある
対象条件だけを見ていると分かりにくいので、反対側からも整理してみましょう。
次のような場合は、大阪府スキルアップ支援金の対象にならない可能性があります。
- 大阪府民ではない
- 国の教育訓練給付制度を利用できる
- 大阪府スキルアップ支援金の対象となる指定教育訓練ではない
- 対象期間外に開講する
- 2027年2月28日までに修了できない
- OSAKAしごとフィールドへの登録など必要な条件を満たしていない
- 求職者向けの追加要件を満たしていない
- 必要な事前登録を行っていない
特に気をつけたいのが、「キャリアコンサルタント養成講習なら何でも対象」というわけではないことです。
大阪府の制度では、厚生労働省の教育訓練給付制度の指定を受けている教育訓練で、対象期間の条件を満たすものが対象とされています。
地域連携プラットフォームで受けたい日程が見つかったら、
「キャリアコンサルタント養成講習だから大丈夫」
で終わらず、そのコース自体が対象として確認できるかまでチェックしておきましょう。
大阪府スキルアップ支援金を使って申し込む6ステップ
ここからは、実際に地域連携プラットフォームのキャリアコンサルタント養成講習を申し込む場合の流れを整理します。
大阪府公式の2026年度の案内では、
講座申込み・受講料支払い
→事前登録
→受講
→修了後1か月以内に申請
という順番になっています。
順番を間違えないよう、一つずつ見ていきましょう。
STEP1 地域連携プラットフォームの対象コース・日程を確認する
まずは、受講したいコースを確認します。
チェックしておきたいのは、
- 講座名
- 受講方法
- 受講料
- 開講日
- 修了日
- 大阪府スキルアップ支援金の対象として確認できるか
です。
支援金を使いたい場合、料金だけを見るのではなく、開講日と修了日も重要です。
2026年度は、2026年4月1日以降に開講し、2027年2月28日までに修了する対象講座が制度の対象です。
同じスクールでも日程によって条件への当てはまり方が変わる可能性があるため、実際に申し込む回の日程まで確認しておきましょう。
STEP2 自分が大阪府スキルアップ支援金の対象になりそうか確認する
希望するコースを見つけたら、今度は自分自身の条件を確認します。
特に、
- 大阪府民か
- 教育訓練給付制度の対象外か
- OSAKAしごとフィールドの登録条件を満たすか
- 求職者なら追加条件を満たすか
- 対象となる指定教育訓練か
を確認します。
支援額が大きいだけに、
「たぶん使えると思う」
という状態のまま受講を決めるより、ここで条件を一度整理しておくほうが安心です。
STEP3 地域連携プラットフォームへ申し込み、受講料を支払う
対象条件を確認し、受講するコースを決めたら、地域連携プラットフォームへ申し込みます。
大阪府が案内する2026年度の手続きでは、教育訓練施設への受講申込み・受講料等の支払いが事前登録より先です。
そのため、
「まず大阪府から支援金をもらって、それを使って講座へ申し込む」
という流れではありません。
支援金の利用を予定している場合でも、最初は受講料を支払う必要があることを踏まえて検討しておきましょう。
STEP4 大阪府スキルアップ支援金の事前登録をする
講座へ申し込み、受講料を支払ったら、大阪府スキルアップ支援金の事前登録を行います。
このステップは、今回の記事の中でも特に重要です。
大阪府は、2026年度について事前登録順に受け付け、予算がなくなった時点で受付を終了すると案内しています。
さらに、受付終了時点で事前登録がなければ、支援金を支給できないと明記されています。
つまり、
「講座を受け終わったら支援金を申請しよう」
だけでは不十分です。
修了後の本申請とは別に、先に事前登録が必要です。
個人的には、金額よりもこの点を先に知っておいたほうがよいと感じます。
せっかく対象講座を受講しても、必要なタイミングで事前登録ができていなければ困るからです。
講座へ申し込んだら、支援金の手続きもそのまま確認するようにしておきましょう。
STEP5 キャリアコンサルタント養成講習を受講・修了する
事前登録後は、キャリアコンサルタント養成講習を受講します。
支援金を利用するためには、対象となる指定教育訓練を修了する必要があります。
また、2026年度は原則として2027年2月28日までの修了が条件です。
講座選びでは、
「いつ始められるか」
だけではなく、
「いつ修了できるか」
まで見ておくことが大切です。
仕事や家庭と両立しながら受講する場合は、無理なく修了できる日程かどうかも含めて選びたいですね。
STEP6 修了後1か月以内に大阪府へ支援金を申請する
講座を修了したら、大阪府へ支援金の本申請を行います。
大阪府の2026年度案内では、講座修了後1か月以内に申請することになっています。
また、第四期の受付期間は2026年4月3日から2027年3月10日までで、最終申請期限は2027年3月10日です。
たとえば修了日が2027年2月後半になるコースでは、「修了後1か月あるから大丈夫」と考えるのではなく、最終申請期限にも注意が必要です。
申請は原則オンラインで案内されています。
講座を修了しただけで自動的に支援金が振り込まれるわけではないため、必要書類を確認し、期限内に申請するところまで忘れないようにしましょう。

支援対象になる費用・ならない費用
「受講料の50%」という数字を見ると、支払った費用は何でも半分戻ってくるように感じてしまうかもしれません。
ですが、実際には補助対象となる経費と、対象外の経費があります。
対象になり得るのは入学料・受講料
大阪府が補助対象経費としているのは、指定教育訓練を受講するために支払った入学料と受講料の合計です。
地域連携プラットフォームの講座についても、支払う金額のうち何が補助対象経費として扱われるのか、申込み時に確認しておくと分かりやすいでしょう。
国家試験受験料・交通費・パソコン代などは対象外
大阪府は、次のような費用を補助対象外としています。
- 検定試験の受験料
- 受講に必須ではない補助教材費
- 補講費
- 教育訓練施設が実施する各種行事への参加費
- 交通費
- パソコンなどの器材費
- クレジット会社への手数料
- 未納額
- その他、受講に必須ではない費用

キャリアコンサルタントを目指す場合、養成講習を修了したあとには国家試験もあります。
そのため、資格取得に必要な総費用を考えるときは、
養成講習の受講料
と
国家試験など、その後に必要な費用
を分けて考えるのがおすすめです。
「講習費の一部が支援される=資格取得までの費用がすべて半額になる」というわけではありません。
この違いも、申込み前に知っておきたいポイントです。
スクール割引やポイントを使うと支援額はどうなる?
地域連携プラットフォームに限らず、スクールではキャンペーンや各種割引が行われることがあります。
「スクールの割引を使って、さらに大阪府から元の受講料の50%をもらえたらかなり安くなるのでは?」
と考える方もいるかもしれません。
ですが、この部分も注意が必要です。
大阪府は、
- 各種割引制度による値引き
- 教育訓練施設などからの還付予定額
- ポイント還元
- 事業主などから支給される手当
などがある場合、その金額を差し引いて申請する必要があると案内しています。
そのため、
「297,000円の講座なら、どんな割引を利用しても148,500円が必ず支給される」
とは考えないほうがよいでしょう。
実際に自己負担する補助対象経費がいくらになるのかによって、支援額が変わる可能性があります。
割引やキャンペーンを利用する場合は、
「この割引を使った場合、大阪府スキルアップ支援金の補助対象額はどうなるのか」
まで確認できると安心です。
教育訓練給付金と大阪府スキルアップ支援金は何が違う?
キャリアコンサルタント養成講習の費用を調べていると、
「教育訓練給付金」
「大阪府スキルアップ支援金」
の両方が出てくるため、どちらを見ればいいのか迷いやすいところです。
大きな違いは、制度の対象者です。
教育訓練給付制度は、雇用保険制度の一環として実施されている国の制度です。一定の受給要件を満たす人が、厚生労働大臣指定の教育訓練を受講した場合に給付を受けられます。
一方、大阪府スキルアップ支援金は、国の教育訓練給付制度の対象にならない大阪府民などを支援する制度です。
ざっくり整理すると、次のようになります。

ここで、
「どっちのほうがお得?」
と考えるより、
「私はどちらの対象になる?」
から確認するほうがスムーズです。
雇用保険の加入条件などを満たす可能性がある方は、先に教育訓練給付制度を確認してみてください。
地域連携プラットフォームの教育訓練給付金について詳しく知りたい方は、別記事で条件や手続きもまとめています。
リスキリング支援とはどう違う?
地域連携プラットフォームでは、大阪府スキルアップ支援金以外にも、教育訓練給付金やリスキリング関連の受講支援が案内されています。
そのため、
「大阪府スキルアップ支援金とリスキリング支援、どちらを使えばいいの?」
と迷う方もいると思います。
大阪府スキルアップ支援金をまず確認したいのは、
- 大阪府民
- 国の教育訓練給付制度の対象外
- 対象となるキャリアコンサルタント養成講習を受講したい
という方です。
一方、現在働いていて、転職やキャリアチェンジも含めて講座を受講したい場合は、リスキリング関連の支援制度も確認する余地があります。
支援額だけを比べると迷いやすいですが、制度にはそれぞれ対象者や目的があります。
「自分の現在の働き方と、資格取得後にどうしたいか」
まで含めて選ぶと、どの制度を確認すればよいか整理しやすくなります。
在職中で転職も検討している方は、地域連携プラットフォームのリスキリング支援についてまとめた別記事も参考にしてください。
どの費用支援制度を確認すればいい?3つの制度を簡単に整理
ここまで読んでも、
「結局、自分はどの制度から見ればいいの?」
と迷っている方もいると思います。
まずは次のように整理すると分かりやすいです。
雇用保険などの要件を満たす可能性がある
→ 教育訓練給付制度を確認
一定の雇用保険等の要件を満たす方は、まず国の教育訓練給付制度を確認します。
現在働いていて、転職も検討している
在職中で、講座受講とあわせて転職・キャリアチェンジを考えている方は、リスキリング関連の支援制度も候補になります。
大阪府民で教育訓練給付制度の対象外
今回の記事で紹介している制度です。
大阪府民で、国の教育訓練給付制度を利用できない場合は、こちらを確認してみましょう。

ただし、複数の制度が気になる場合でも、
「全部使える」
「自由に併用できる」
とは考えないようにしましょう。
制度ごとに対象条件がありますので、最新の要件や併用可否を確認したうえで、自分に合う制度を選ぶことが大切です。
大阪府スキルアップ支援金を利用する前の7つの注意点
ここまでの内容を、申込み前の最終チェックとして整理しておきます。
1.大阪府民なら誰でも対象になるわけではない
大阪府民であることに加え、国の教育訓練給付制度の対象外であること、対象となる指定教育訓練を受講すること、OSAKAしごとフィールドへの登録など複数の要件があります。
「大阪府在住=50%支援」と考えないようにしましょう。
2.受講料が最初から50%OFFになる制度ではない
講座へ申し込み、受講料を支払い、事前登録・受講・修了・申請を経て支援金を受ける制度です。
最初の支払い額が半額になるわけではありません。
3.国家試験受験料などは対象外
大阪府の補助対象経費は、指定教育訓練の入学料・受講料です。
検定試験受験料、交通費、パソコンなどの器材費などは補助対象外です。
4.割引やポイントがあると支援対象額が変わる場合がある
スクール割引、ポイント還元、勤務先からの手当などがある場合、その金額を差し引いて申請する必要があります。
5.申請できるのは1人1回・1講座まで
2026年度の大阪府スキルアップ支援金では、支援金の申請は1人あたり1回、対象講座は1講座までとされています。
複数講座を受講する予定がある方は、どの講座で制度を利用するかも確認しておきたいところです。
6.開講日だけでなく修了日も条件に入る
2026年度は、原則として2026年4月1日以降に開講し、2027年2月28日までに修了する指定教育訓練が対象です。
遅い時期に申し込む場合は特に、修了日まで見ておきましょう。
7.予算終了前の事前登録が重要
大阪府は、2026年度について事前登録順で受付し、予算がなくなった時点で受付を終了すると案内しています。
受付終了時点で事前登録がなければ、支給できません。
これはかなり重要なポイントです。
「受講が終わってから制度を調べればいい」ではなく、講座への申込みと支援金の確認を並行して進めるようにしましょう。
大阪府スキルアップ支援金とキャリアコンサルタント養成講習のよくある質問
大阪府民なら誰でも受講料の50%が支給されますか?
いいえ。
大阪府民であることだけでは対象になりません。
国の教育訓練給付制度の対象外であること、対象となる指定教育訓練を受講すること、OSAKAしごとフィールドへの登録など、複数の条件があります。
求職者については追加条件もあります。
そのため、
「大阪府民なら誰でも半額」
という制度ではありません。
297,000円の講座なら148,500円で申し込めますか?
いいえ。
地域連携プラットフォームのオンラインコースは297,000円(税込)として案内されており、大阪府スキルアップ支援金の50%支給を前提としたシミュレーションも掲載されています。
ただし、148,500円は、297,000円の2分の1が支給された場合の実質負担額の計算例です。
申込み時の販売価格が148,500円になるわけではありません。
教育訓練給付金と大阪府スキルアップ支援金は併用できますか?
大阪府スキルアップ支援金は、そもそも国の教育訓練給付制度の対象外となる方などを対象にした制度です。
そのため、
「教育訓練給付金と大阪府スキルアップ支援金を両方使って、さらに負担を減らせる」
という前提では考えないほうがよいでしょう。
自分がどの制度の対象になるかを先に確認してください。
個別の適用や他制度との関係は、大阪府やハローワーク等の最新情報で確認するのがおすすめです。
オンライン講座でも支援対象になりますか?
地域連携プラットフォームでは、オンラインコースについて大阪府スキルアップ支援制度利用時のシミュレーションを案内しています。
ただし、実際に申し込むコースが制度の対象条件を満たしているかは、申込み時点で改めて確認してください。
国家試験の受験料も支援対象になりますか?
大阪府は、検定試験の受験料を補助対象外としています。
キャリアコンサルタント養成講習の受講料と、国家試験に必要な費用は分けて考えておきましょう。
パソコン代や教材費も対象になりますか?
パソコンなどの器材費は補助対象外です。
また、受講に必ずしも必要ではない補助教材費も対象外とされています。
教材費について気になる場合は、地域連携プラットフォームの料金内訳と大阪府の補助対象経費の両方を確認しておくと安心です。
講座を修了すれば必ず支援金を受け取れますか?
いいえ。
講座の修了だけで自動的に支援金が支給されるわけではありません。
必要な事前登録を行い、対象講座を受講・修了したうえで、期限内に申請する必要があります。
また、大阪府は事前登録順で受け付け、予算がなくなった時点で受付を終了するとしています。
そのため、支援金が必ず支給されるものとして資金計画を立てないようにしましょう。
いつまでに申請すればいいですか?
2026年度の第四期制度では、原則として講座修了後1か月以内に申請します。
最終の申請期限は2027年3月10日です。
特に2027年2月後半に修了する講座を選ぶ場合は、修了後1か月より先に最終申請期限が来る可能性があるため注意しましょう。
まとめ|対象条件と日程を確認してから地域連携プラットフォームへ申し込もう
大阪府スキルアップ支援金は、国の教育訓練給付制度を利用できない大阪府民などでも、キャリアコンサルタント養成講習の受講費用を抑えられる可能性がある制度です。
2026年度の第四期制度では、キャリアコンサルタント養成講習のような通常区分の対象講座について、対象経費の2分の1、上限20万円が支援されます。
地域連携プラットフォームのオンラインコース297,000円の場合、2分の1は148,500円です。
148,500円が支給された場合には、結果として実質負担額も148,500円という計算になります。
費用面で迷っている方にとっては、かなり気になる制度ですよね。
ただし、
「大阪府なら半額」
でも、
「148,500円で申し込める」
でもありません。
利用を検討する場合は、
1.自分が大阪府スキルアップ支援金の対象になりそうか確認する
↓
2.地域連携プラットフォームで希望コースの料金・開講日・修了日を確認する
↓
3.講座へ申し込み、受講料を支払う
↓
4.大阪府スキルアップ支援金の事前登録をする
↓
5.キャリアコンサルタント養成講習を受講・修了する
↓
6.修了後、期限内に大阪府へ支援金を申請する
という順番で進めます。
特に忘れたくないのが、事前登録です。
2026年度は事前登録順で、予算がなくなった時点で受付終了となります。
受付終了時に事前登録していなければ支給されないため、「修了後に考えればいい」と後回しにしないようにしましょう。
教育訓練給付金を利用できないからといって、キャリアコンサルタント養成講習を最初から全額自己負担と決める必要はありません。
まずは、
自分が大阪府スキルアップ支援金の対象になりそうか
を確認してみてください。
そのうえで、地域連携プラットフォームの対象コース・最新の募集日程・修了日を確認し、自分が無理なく受講できるコースを探してみるとよいでしょう。
※申込ページの備考欄に【紹介者:キャリコンガイド事務局】と記載していただきますと地域連携プラットフォーム様よりamazonギフト券10,000円分が進呈されます。支援制度だけでなく、
「地域連携プラットフォームってどんなスクール?」
「口コミはどう?」
「講習内容やデメリットも知ってから決めたい」
という方は、地域連携プラットフォームの総合レビュー記事もあわせて確認してみてください。
費用だけで決めるのではなく、講座内容や受講スタイルまで見たうえで、自分に合うかを判断するのがおすすめです。
